【車を手放さず節約する方法】旦那の車を一時抹消したリアルな体験談と手順

記事内に広告が含まれています。

 

結婚して子どもが生まれてから、家計のやりくりに頭を悩ませる日々。とくに車にかかるお金って、地方に住んでいるとどうしても避けられないけど、それでも「今すぐ必要じゃない車」ってありませんか?

我が家の場合、それが旦那の車でした。私の車は子どもの送迎や買い物に使うので欠かせないのですが、旦那の車は平日は使わず、休日にたまに乗るくらい。
そこで思い切って「一時抹消登録」という制度を使い、旦那の車を一時的に使えない状態にすることにしました。

旦那も家計管理に前向きになってくれているので、「今は節約を頑張ってまた乗れるように頑張る」とすんなり受け入れてくれました。

この記事では、

  • 一時抹消って何?
  • 手続きの方法や必要書類
  • 実際の費用と流れ
  • メリットとデメリット

などを、主婦目線で分かりやすくまとめています。

「一時抹消登録」ってなに?

簡単に言うと、「今は車を使わないけど、将来的にはまた乗りたい」というときに使える制度です。

運輸支局で手続きし、ナンバープレートを返却することで、その車の登録を一時的に止めることができます。
永久抹消(=廃車)とは違い、また再登録して乗ることができるのがポイントです。

✅ 一時抹消で止まるお金

  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険料(残期間がある場合、還付手続き可能)

つまり、年間数万円の節約につながるということ。

我が家では年間約16万円以上の負担が減りました。(ガソリン代は抜いています)
本当の支出はこれにガソリン代やメンテナンス代がかかってくるので、相当な額になります。

年間の内訳はこんな感じ↓

  • 自動車税 45,400円
  • 重量税  18,900円 (2年で37,800円)
  • 任意保険 52,200円 (月4,350円)
  • 車検費用 50,000円 (2年で100,000円)

なぜ旦那の車を一時抹消したのか?

理由はシンプルです。

  • 子どもが生まれて支出が増えた
  • 妻である私の車は使うけど、旦那の車はほとんど使っていなかった
  • でも売ってしまうにはまだ早い。愛着もあるし、面白い車だから、将来的にはまた乗りたい!

一時抹消は、手放さずに節約」できるちょうどよい選択だったんです。

一時抹消のやり方と手続きの流れ

実際に私がやった手続きをまとめます。行ったのは地域の運輸支局です。

※あまり行かない場所なので緊張しながら手続きしました(汗)

🔹 必要書類・持ち物

  • 車検証(原本)
  • ナンバープレート(前後2枚)
  • 所有者(=旦那)の印鑑(実印)
  • 所有者(=旦那)の印鑑証明
  • 本人確認書類(免許証など)
  • 一時抹消登録申請書(窓口で無料でもらえる)
  • 手数料:350円程度(現金)
  • 委任状(委任する場合のみ)

🔹 手続きの流れ

  1. 窓口で一時抹消の申請書をもらう
  2. 必要事項を記入し、書類とナンバーを提出
  3. 登録識別情報等通知書(再登録に必要)を受け取って終了

※所要時間は40分ほどで完了しました。

※登録識別情報通知書は無くしてしまうと、警察に遺失届を出し、運輸支局で「登録識別情報等通知書の遺失等に係る新規検査・登録申立書」などの特別な手続きを行うしかないので、気をつけてください。

やってみて感じた「一時抹消」のメリット

● 維持費がグッと減った

自動車税・保険がストップするので、思っていた以上に家計がラクに。
月々にすると大きな額ではないですが、固定費が減る安心感は想像以上でした。

● 車を手放さずに済んだ

一度手放してしまうと、次にまた買うとなるとお金がかかるし、愛着もある。
「一時停止」で様子を見られるのは精神的にもありがたかったです。

旦那はかなりの車好きなので、「手放すと次は買えるかわからない。という不安がないから安心」と言っていました。

● 夫も納得してくれた

最初は「なんで俺の車だけ…」と渋っていた夫も、保険料や税金が無駄になっていることを説明したら納得してくれました。

一時抹消のデメリットと注意点

● 車に乗れなくなる

ナンバープレートを返しているので、一時抹消中は一切運転できません。公道を走るのは完全にNGです。

● 再登録時にお金がかかる

再度使いたくなったときには、

  • 車検を通す
  • 自動車税を納付する
  • ナンバープレートを再取得する

などの手続きと費用が発生します。

● 長期間放置すると車が傷む

我が家では車を月に1回エンジンをかけたり、バッテリーを外しておいたりして、保管中のメンテナンスにも少し気を遣っています。

保管中の対策:我が家がしていること

  • バッテリーは外して自宅で保管
  • 月2回は旦那がエンジンだけ始動
  • 雨ざらし対策にカバーをかける

車用カバーはせっかくなので、良いものを買いました。
オーダーメイドで車にフィットしていて、風に飛ばされにくいのでおすすめです。

「また乗る可能性がある車」だからこそ、ちょっとしたひと手間が大切です。

一時抹消と永久抹消の違いもチェック!

比較項目一時抹消永久抹消
登録の状態一時的に使用停止完全な廃車処理
再登録可能不可能
税金・保険の停止可能可能
手続きの簡単さ比較的簡単やや複雑(解体証明が必要)
車の再利用できるできない

まとめ:車を手放さずに節約したいなら「一時抹消」はアリ!

私たちのように、

  • 今は旦那の車を使わないけど、将来また使いたい
  • 車は手放したくないけど維持費がつらい
  • 育児や家計を考えて一度リセットしたい

そんな方には、一時抹消登録という選択肢はとても現実的です。

実際にやってみたからこそ言えますが、思っていたほど手間も費用もかからず、家計も気持ちもスッキリしました

「手放す or 維持する」だけじゃない選択。
ぜひ一時抹消という方法、検討してみてはいかがでしょうか?

▼関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました