こんにちは!整備大好きRです!®️
ガソリンスタンドのレギュラーとハイオクって何が違うの?
そんな方のための記事です。
レギュラーとハイオクの違い
結論 燃料の燃えやすさが違います。
ガソリンにはオクタン価という数値でレギュラーとハイオクを分けています。
オクタン価
オクタン価って?
オクタン価とは自己着火のしにくさ、ノッキングの起こりにくさ(対ノック性、アンチノック性)と言われています。
ガソリンは引火点が非常に低い点から点火プラグで火花を散らして扇状に広がるように着火させています。
この時にピストンの上部の圧力が高くなると点火させたいところとは別のところが着火してしまう事があります。(空気は圧縮していくと温度が上がるからガソリンの発火点300℃を超えると着火してしまいます)
その時の燃焼がぶつかり合うことでノッキングと呼ばれるカラカラ音が鳴ります。
これを防ぐためにオクタン価を高くしてわざと燃えにくくしているのです。
ちなみにレギュラーのオクタン価は96以下
ハイオクのオクタン価は96以上となっています。
ノッキング
ノッキングって?
ノッキングとはエンジンの意図しないスペースで燃焼が起こり二つの燃焼の威力がぶつかり合ってカラカラ音が鳴る現象です。
意図しないスペースとはオクタン価のところで軽く説明しましたが、ピストンの上に点火プラグがあり、そこから火花を散らして扇状に着火していくのですが、ピストン上部とは別のところで着火してしまい二つの燃焼の勢いがぶつかると大きな衝撃波となって音が鳴ります。
ノッキングを起こすとエンジンに大きな負担をかけることになるので早めに整備をお勧めします。
レギュラーとハイオクの見分け方
基本的に
レギュラーは赤、ハイオクは黄色のノズルになっています。
車の給油口には、無鉛ガソリン(レギュラー)と無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)と書かれているので間違えないように給油してください。
もしレギュラーとハイオクを入れ間違えたら?
レギュラー車にハイオクを入れても問題はありません。
過去にはハイオクの中に入っている洗浄剤で洗浄されるということもあったようですが、ハイオクは高いしレギュラーを入れることをお勧めします。
逆にハイオク車にレギュラーを入れるとノッキングを起こしてエンジンが壊れます。
ハイオクは燃えにくくされているのにそのエンジンに燃えやすいレギュラーを入れるとノッキングが起こるのは上記で説明した通りです。
まとめ
- レギュラーとハイオクの違いはオクタン価
- ノッキングはエンジンが壊れる原因になる
- レギュラーは無鉛ガソリン
- ハイオクは無鉛プレミアムガソリン
- レギュラー車にハイオクは問題なし
- ハイオク車にレギュラーは注意が必要
この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
ありがとうございました。ではまたっ!
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