エンジンオイルの重要性と選び方、交換時期について簡単に説明してみた!

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こんにちは!整備大好きRです!®️

今回はエンジンオイルについて少しお話させていただこうと思います。

エンジンオイルは車やバイクのエンジンをスムーズに動かし、長寿命を保つのに欠かせない存在です。

しかし、種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか?

車の整備に携わって分かった、エンジンオイルの基本的な役割、種類、選び方、そして交換時期について簡単に解説していきます。

エンジンオイルの役割

エンジンオイルは、エンジン内部で以下の6つの役割があります。

潤滑

エンジン内部の金属部品を摩擦で傷つくのを防ぎ、動きをスムーズにします。

冷却

エンジンが動いてる時に発生する熱を吸収し、適切な温度を保ちます。

清浄

燃焼によって発生するスラッジ(汚れ)やカーボンを取り込み、エンジン内部を清潔に保ちます。

防錆

エンジン内部に発生する湿気や酸化から部品を守ります。

密封

ピストンとシリンダーの間の隙間を埋めることで燃焼効率を高めます。

緩衝

エンジン内部の部品同士の衝撃を吸収してエンジンを保護します。

こちらで詳しく説明しているので覗いてみてください!

エンジンオイルの種類

エンジンオイルには大きく分けて3種類あります。

鉱物油

原油から生成される天然成分が主成分。

価格は安いですが、高温や高負荷環境では劣化しやすい特徴があります。

日常的な使用には十分ですが、高性能車には不向きです。

部分合成油

鉱物油と合成油を混ぜたもの。

コストパフォーマンスが良く、多くの一般車両で使用されています。

化学合成油(全合成油)

化学的に合成された高品質なオイル。

耐久性や性能が優れており、高温や高負荷環境でも安定した性能を発揮します。

スポーツカーや高性能車に適しています。

エンジンオイル選びのポイント

エンジンオイルを選ぶ際には以下のポイントに注意しましょう。

粘度(SAE規格)

オイル缶に記載されている「5W-30」などの表記が粘度です。

「5W」は低温時の粘度、「30」は高温時の粘度を示します。

車種や使用環境に応じて適切な粘度を選びましょう。車の取扱説明書に記載されています。

規格(APIとILSAC)

API(アメリカ石油協会)やILSAC(国際潤滑油標準化認証委員会)の規格も確認しましょう。

最新規格ほど高性能な傾向があります。

ガソリン車でオイル缶にAPI:SP/ILSAC:GF-6と記載があれば今のところ最新です。こちらも取扱説明書に記載されています。

メーカー推奨

車両メーカーが推奨するオイルを使用することが最も安心です。

取扱説明書に記載されている情報を参考にしてみてください。

※メーカー推奨のオイルは比較的高価な傾向があります。私はメーカー推奨のオイルにこだわる必要はないと思っています。理由についてはこちらでまとめています。

走行環境

都市部で短距離の走行が多い場合は清浄性重視、高速道路で長距離走行が多い場合は耐熱性重視など、自分の運転スタイルに合ったオイルを選びましょう。

エンジンオイルの交換のタイミング

エンジンオイルは時間とともに劣化するため、定期的な交換が必要です。

交換時期は以下を参考にしてみてください。

  • 走行距離5,000~10,000kmごとまたは半年ごと
  • ターボ車や過酷な環境下で使用している場合は短いスパンでの交換がおすすめ
  • オイルフィルターも同時交換するとより効果的(基本オイル交換2回に1回フィルター交換するところが多いです)

エコドライブにつながる

適切なエンジンオイルを使用し、定期的に交換することで燃費向上にもつながります。

また、エンジントラブルを未然に防ぐことにつながるので長期的に整備費用を抑えられ、結果的に経済的です。

まとめ

エンジンオイルは車両の健康状態を左右する重要な要素です。自分の車種や運転スタイルに合ったものを選び、定期的なメンテナンスを心掛けましょう。

少し手間をかけることで大切な愛車と長く付き合うことができますよ。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。ではまたっ!

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